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プロダクトの海外展開の際に役立つ9つのマーケティング手法

日本で既に展開しているサービスの海外向け、または始めから海外も視野に入れたプロダクトをリリースする際に、効果的なユーザー獲得方法として幾つかの方法があります。プロダクト自体の品質に加え、マーケティングをサービスリリースの前から始めておくことはとても重要です。
今回は海外でサービスを提供、展開する上で、ローンチ前に大切な9つの施策を説明します。

ローンチ前に行うべき9つの海外向けマーケティング施策

1. 友人・知人のリストを作る

まず始めに、Gmailなどあなたが使うEmailのコンタクトリストを1つにまとめます。そしてそれらの情報を顧客管理システムに入れて、整理します。その際、そのリストの中で、誰がインフルエンサーになりえるか、誰がプレスコンタクトになりえるか、を確認することがポイントです。 また、その人がどんな人であるかという情報が簡単に見れるようにLinkdInのリンクもリストの中に入れておきましょう。これらの情報は全て、ローンチした際に必ず役立つはずです。

2. サインアップフォーム付きのウェブページを作る

ローンチ前からウェブサイトを準備することで、ひそかにあなたのサービスに興味を持っているユーザーをいち早く見つけることが出来ます。それと同時に、ユーザーにとっても、あなたのプロダクトの情報を無料でローンチ前から獲得する事が出来るというメリットがあります。
ユー ザーがサインアップをする毎にEmailを自動受信出来るように設定することで、ユーザーにフォローアップのメールや、お礼のメールを送ることが出来ます。また、このサイトからアーリーアクセスリストに登録出来るようにしておきましょう。そうすることで、一部のユーザーがリリース前からサービスを利用できるようにします。

プレローンチサイトの作成には、LunchRockLaunchGatorがよく使われています。

サインアップフォーム付きプレローンチサイトの一例

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3. ブログでマーケティングを開始する

ブログコンテンツは、プロモーションする上で、ローンチ前から始めることが出来る最も重要な手段の1つです。そもそもサービス自体を広くプロモーションすることが出来るし、ブログの中のキーワード次第では、ローンチ前からSEOを高めることも出来ます。サービス、プロダクトの様々な情報を出来るだけ毎日ブログに投稿するようにしましょう。

もし何を書けば良いかわからない場合には、今現在のスタートアップの近況や、業界情報、How toなどその他まめ知識を書くことをおすすめします。常にポジティブな話題を投稿する必要はなく、時には最近起こった問題やつらい事などをブログで共有することで、実際にブログの読み手がスタートアップに関わっていると感じることがポイントです。

4. Facebookマーケティグを開始する

まずは、サービスに関する新しいページをLikeしてもらえるように招待します。そして競合や、インフルエンサーなどあなたのスタートアップにとって重要となりえるページをLikeします。さらに、アーリーアクセスリストへの登録を促すような重要なポストは最上部に配置しましょう。

5. ツイッターマーケティングを開始する

ツイッターアカウントを作成したら、競合やあなたの業界に関係するユーザー、インフルエンサーなどをフォローします。そして彼らのツ イートをリツイート、またはお気に入り登録することで、彼らにあなたのスタートアップの存在を知らせることが出来ます。また、もしブログ内容をツイートする場合はそれに関する写真を同時に載せるようにしましょう。毎週毎の進展や、サインアップへの登録のリマインダーなどを定期的にTweetするのも効果的です。

6. LinkedInを活用する

LinkdInで InMailsをあなたのコネクションに送り、webページのサインアップフォームに招待します。そして、あなたのスタートアップに関する近況をコネクションたちに伝えましょう。またここでの1つのポイントは、ブログコンテンツをLinkdInのBlogにリンクさせることです。そして特にシェアしたい内容があれば適切なLinkdIn Groupにポストすることで、より多くの人に見てもらうことが出来ます。

7. Emailマーケティングを行う

あなたが保有するコンタクトリスト上のアドレスに、アーリーアクセスリストへの招待メールを送りましょう。そして可能であればBCCメールを避け、現在のスタートアップについての近況を個人的なメールで報告します。

さらに、サインアップとアーリアクセスリストへの登録を促すようなメールを全員に送りましょう。ウィークリーメールには、あなたのスタートアップにおける1週間の進展について一部を載せて、残りはブログに載せるようにするのがポイントです。やはりここでも重要なことは、メールの読み手があなたのプロジェクトの一部として関わっていると感じさせることなのです。

Emailマーケティングの一般的なものとしては、SendgridMailchimpが使われています。

8. バックリンクをつける

あなたのウェブサイト、webページのバックリンクを持つことが重要です。アメリカには、DMOZや、Yahoo Directory、そしてThe Best of the Webなど、様々なディレクトリーにあなたのスタートアップを載せることが出来ます。また、もしあなたのプロダクト、またはサービスがB版ならば、Betalistに登録することも可能です。

9. アクセスをトラッキングする

最後に、Google Analyticsを用いて、あなたのwebページをしっかりトラッキングすることです。例えば、トラフィックがどこから来ているのか、最も人気なコンテンツは何であるかなどを分析することです。

LinkdInや Facebookのエンゲージ率をトラッキングすることで、どのサイトががクリック、シェア、そしてLikeを誘因しているのかを見つけることが出来ます。Emailに関しては、誰がメールを開けたか開けてないか、誰がクリックしたかしていないかをチェックし、メールを開けてない人だけをターゲットに キャンペーンを開催することも可能です。

最後に

スタートアップをローンチすることは簡単なことはありません。そして時には寝ずに働きつづけなければいけない期間もあるかもしれません。しかしそんな忙しい中でも、マーケティングを事前に始めておく事はとても大切なことです。というのも、しっかりマーケティングの準備をしているか、していないかで、ローンチした時点でのスタート地点が大きく違ってくるからです。そして、前もって行われた小さな準備が最終的にあなたのスタートアップの成功に繋がるのです。逆に上手にマーケティングを行い、海外ユーザーの獲得が出来れば、日本発のプロダクトであったとしても、海外での成功を望む事が可能に なります。

( Brandon K. Hill / CEO, btrax, Inc.)

参考記事:http://blog.btrax.com/jp/2014/07/14/marketing-before-launching-abroad/

btrax (ビートラックス)とは

btraxはサンフランシスコに本社、東京にもオフィスを構えるクリエイティブ・エイジェンシー。これまで多くのアメリカ・国際企業に対してブランドコンサルティングサービス及び日本企業の国際展開とイノベーション創出サポートを提供。お気軽にこちらからお問い合わせ下さい。

またbtraxはデザインをメインにしたコーワーキングスペース、D.Hausを開設致しました。D.Hausは デザイン的視点から日本企業と地元のスタートアップがコラボレーションを行うことを目的に、2015年10月1日よりサンフランシスコに開設されているオフィススペースです。単なる作業スペースだけではなく、最新情報の提供やメンターシップ、イベントを通じ、ヒトと技術をデザインで繋ぐ事により、イノベーション創出の為のプラットフォームを実現します。こちらには崇城大学も入居しています。

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