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STARTUP NEWS

2015年に散った30のスタートアップの敗因

サンフランシスコ/シリコンバレー地域を中心に、アメリカ発の多くのスタートアップが活躍しているように思える。しかし、成功しているスタートアップは全体の極わずかで、その9割りが短期間で消滅してしまうと言われている。今回紹介するのは、去年失敗した50のスタートップと、その失敗理由。表面的にはうまくいってそうな企業も、内情はそれぞれ大変なのである。

37Coins

サービス概要: ビットコイン管理ツール
資金調達額: 52.5万ドル
失敗理由:世の中に必要とされるレベルのクオリティのサービスの提供が出来なかった
現在ホームページには以下の様なサービス終了のお知らせが掲載されている

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Balanced

サービス概要: 決済システム
資金調達額: 340万ドル
失敗理由: 競合と比べて成長スピードが遅すぎた

Better

サービス概要: オンライン健康管理プラットフォーム
資金調達額: 500万ドル
失敗理由: 世の中に対して3-5年先を行き過ぎたサービスだった

Bonafide

サービス概要: ビットコイン向けレビューサービス
資金調達額: 95万ドル
失敗理由: マネタイズと資金調達に失敗

Brawker

サービス概要: ビットコインで買い物が出来るサービス
失敗理由: ユーザー獲得とスケールに失敗

Circa

サービス概要: ニュースキュレーションアプリ
資金調達額: 572万ドル
失敗理由: ユーザー獲得とスケールに失敗

Dine In

サービス概要: 高級レストランからのデリバリーを可能にするサービス
失敗理由: バイアウト話がディール成立直前に破談

GigaOm

サービス概要: テクノロジー系オンラインメディア
資金調達額: 2233万ドル
失敗理由: マネタイズと資金調達に失敗

Grooveshark

サービス概要: オンライン音楽配信サービス
資金調達額: 111万ドル
失敗理由: レコード会社からサービス停止命令を受けた

Homejoy

サービス概要: 家庭向け清掃サービス派遣プラットフォーム
資金調達額: 3970万ドル
失敗理由: サービス提供者の雇用形態に関して政府から勧告書分を受けた

Kato

サービス概要: ビジネス向けオンラインチャットサービス
資金調達額: 188万ドル
失敗理由: Slackにユーザーを奪われた

Kolos

サービス概要: レーシングゲーム用にiPadをハンドルにはめ込むデバイス
失敗理由: 世の中に必要とされないデバイスを作ってしまった

Lumos

サービス概要: スマートホーム向けIoTデバイス
失敗理由: スタッフの誰もスマートホーム系のデバイスを使った事が無かった

Melotic

サービス概要: 仮想通貨系送金サービス
資金調達額: 118万ドル
失敗理由: 失敗理由: ユーザー獲得に失敗

Nebula

サービス概要: プライベートクラウドサービス
資金調達額: 3500万ドル
失敗理由: 時代がサービスに追いついていなかった

Ordr.in

サービス概要: オンラインフードデリバーリーサービス
資金調達額: 140万ドル
失敗理由: 特許侵害に関する問題が発生した

Patterbuzz

サービス概要: ユーザー毎に有料コンテンツを選んでくれるサービス
失敗理由: 資金が足りなくなった

Pixable

サービス概要: バズ系メディア
資金調達額: 610万ドル
失敗理由: 追加資金の調達に失敗

Poliana

サービス概要: 政治とカネの関連を表示するサービス
資金調達額: 1.5万ドル
失敗理由: 無料で利用出来るサービスでお金を稼ごうとしてしまった

ProtoExchange

サービス概要: ハードウェア制作者と製造業者のマッチングサービス
資金調達額: 12万ドル
失敗理由: 初期のビジョンが市場に合っていなかった

QBotix

サービス概要: 太陽発電向けロボティックテクノロジー
資金調達額: 2350万ドル
失敗理由: 資金の枯渇

Quirky

サービス概要: ハードウェア製作プラットフォーム
資金調達額: 1.75億ドル
失敗理由: ハードウェア製造コストが高過ぎた

Secret

サービス概要: 正直ベースの会話が出来るオンラインプラットフォーム
資金調達額: 3500万ドル
失敗理由: プロダクトの利用のされ方が初期のビジョンと異なってきた

Selltag

サービス概要: モバイルマーケットプレイス
資金調達額: 40万ドル
失敗理由: 購入者側のユーザー獲得に失敗

Shopa

サービス概要: EC向けソーシャルレコメンデーションサービス
資金調達額: 124万ドル
失敗理由: ユーザーがあまりクチコミを書いてくれなかった

Talentpad

サービス概要: オンライン型リクルーティングサービス
失敗理由: 意外とスケールしにくいタイプのサービスだった

Vatler

サービス概要: オンデマンド型自動車パーキング代行プラットフォーム
資金調達額: 12万ドル
失敗理由: サンフランシスコ市警から違法なサービスだとの勧告を受けた

Why Own It

サービス概要: 友達や家族との貸し借りが可能にするモバイルアプリ
失敗理由: アプリがお勧めするプロダクトをユーザーが貸し借りしたがらなかった

Zen99

サービス概要: 自営業者向け財務管理プラットフォーム
資金調達額: 262万ドル
失敗理由: 業界大手のIntuitが類似サービスを同時期にリリースしたため、ユーザー獲得に失敗

Zirtual

サービス概要: バーチャル秘書提要プラットフォーム
資金調達額: 200万ドル
失敗理由: 運営資金が尽きた

このように、資金調達に失敗、プロダクトが市場に合っていない、時代が早すぎた、内部的な問題など、失敗するのには様々な理由がある。でも、アメリカ西海岸では成功するまでに失敗と一度や二度はあたりまえ。日本でもどんどんチャレンジして失敗から学ぶ環境が出来るとより起業家が育ちやすくなるだろう。

( Brandon K. Hill / CEO, btrax, Inc.)

参考記事: http://blog.btrax.com/jp/2015/12/24/fail2015/

btrax (ビートラックス)とは

btraxはサンフランシスコに本社、東京にもオフィスを構えるクリエイティブ・エイジェンシー。これまで多くのアメリカ・国際企業に対してブランドコンサルティングサービス及び日本企業の国際展開とイノベーション創出サポートを提供。お気軽にこちらからお問い合わせ下さい。

またbtraxはデザインをメインにしたコーワーキングスペース、D.Hausを開設致しました。

D.Hausはデザイン的視点から日本企業と地元のスタートアップがコラボレーションを行うことを目的に、2015年10月1日よりサンフランシスコに開設されているオフィススペースです。単なる作業スペースだけではなく、最新情報の提供やメンターシップ、イベントを通じ、ヒトと技術をデザインで繋ぐ事により、イノベーション創出の為のプラットフォームを実現します。こちらには崇城大学も入居しています。

D.Hausのご利用により敷金、礼金、保証金無しでサンフランシスコにオフィスを持つ事が可能です。詳細、資料請求等は公式サイトまで。