サンフランシスコ、
シリコンバレーで活躍する日本人

SUCCESS

Udemy 事業開発部 松方 肇

世界最大の
EduTechスタートアップで働く

*

マッキンゼー社のリサーチによると、2009年から2012年までの間で仕事に必要とされるスキルの数が5倍に増えたとされています。しかし、時代の急激な変化に対応するためにスキルを身につけることは容易ではありません。

そんな現代において、オンラインでの実践的スキルの育成に重きを置いているのが「Udemy」。就職や転職のため即戦力になるための力が欲しいというユーザーの思いから、ベイエリア発の教育系プラットフォームの最大手となっています。

今回は米国サンフランシスコのUdemy本社にて、アジア展開担当として活躍する松方さんに同社のプラットフォームに関してのお話をいただきました。

Udemyにどのようにして入社しましたか?

EduTech業界に興味を持ち弊社に入る前からUdemyの事は注目していまして、内部の知り合いに「何か空きはないの?」というメールを6ヶ月ほど送りつけていました。そのため日本展開をやるという話が出た時もすぐに情報がきたので、自分が作ったビジネスプランを勝手に送り付けて、面接に呼んでもらうことができました。日本だと非常識かもしれませんが、誰が人事担当かを調べ上げ、その方に連絡が届くためにはどうすればいいかを徹底的に考えました。メールアドレスの形式からその人事担当のメールアドレスを推測するみたいな(笑)今考えるとぼろぼろのビジネスプランだったんですが当時はそれでイケていると思っていました。

Udemyの社員構成はどのような構成ですか?

Udemyにはすごい奴がごろごろしているんですよ。石を投げればハーバード・スタンフォード・MBAホールダ―に当たるというようなレベルです(笑)
他にも以前はGoogle, Facebook, Yahoo, Apple等の出身者が多いんですが誰も全くそういうことを押し出してきません。一緒に仕事をしていて、仲良くなって初めて出身会社を知って驚くみたいなことが多々あります。これがUdemyのカルチャーの特徴で、個人のバックグラウンドよりはチームワークを重視する人が多いです。

面接のときにハーバードとかスタンフォード生で「私ハーバードだからすごいです。雇うべきです。」みたいに実力ではなく、ブランドをガンガン前面に押し出してくる人もいますが、そういう人は大抵電話面接とかじゃ落ちちゃいます。こういったチームを重視するカルチャーにフィットするという軸で採用をしているので、優秀だから採用ということはしないです。こういった点はスタートアップによってカルチャーが違うと思いますね。

*

社員はどのようなモチベーションでUdemyに入社してきますか?

基本的にFacebook,Googleとかの大手だとやりたいことが人によって全然違うということがあります。しかしUdemyの場合はEduTechに分類されるのでやはり何らかの形で教育に携わりたい人が多いです。社員も既存の枠にはまらないけれども、何らかの形で教育に貢献しようという風に考えてますね。

全員が教育へのパッションを持っていますが、全員が全員同じミッションかといわれると違います。例えば私の場合日本・シンガポールにより良い教育プラットフォームの提供をするという気持ちが大きいです。

こちらのスタートアップでクビになることはありますか?

あります! めちゃくちゃあります(笑)これは以前働いていたスタートアップでも経験した事ですし、私の友達からも聞く話なのでうちだけには限らないと思いますが、スタートアップで働くというのはすごいシビアです。スタートアップ企業では人がいつの間にかいなくなるということが結構あると思います。あと会社がなくなっちゃったり。

またアメリカは辞めるのにも2週間の通知だけで辞めることができるので、同僚から「今日で最後だから」メールが来ることもありますね。

成績や部署やマネージャーにもよりますが部署へのゴールに貢献ができていないとシビアに見られていると思います。教育という分野の中で、日本の教育システムをアメリカから大きなインパクトを与えることができるのプロジェクトに関われるのは非常に光栄でやりがいがあります。ただその反面ゴールはビジネス的な数字が求められるので、満足ができない結果だと首になる可能性は常にあると思っていますね。

うちの会社は皆ハードワーキングなので、誰か怠けているということは全くありません。怠けるような人は、最初の選考の部分で落とされてしまいます。ただ頑張っても成績が出せない人もいる。そういう場合日本だと「成績は出てないけど頑張ってるからいいや」ってなるけどこっちだと「頑張っても成績出せないとだめだよね」っていう風になります。なので来年のゴールの数字見て今ちょっとドキドキしてますね。(笑)

高い目標に対するプレッシャーのへ対処法は?

できることを色々と試してやるしかないなと思っています。スタートアップの難しいところは決してトレーニング等はなく、即戦力を求めてられているので自分も戦力になっていないといけないと思っています。そのため自らで模索して仮説を立ててテストしていなければならないですね。なのでプレッシャーは大きいです。

ただありがたいのは色んなことを試させてくれることですね。スタートアップのメンタリティかもしれませんが、かなり自由に決定がかなりできます。しかも「この型のモノを売れ」っていうわけではないので、自分で考えて、これも・あれもできるんじゃないかなと模索しながら展開しようとしています。

Udemyとは?

Udemyとはオンライン教育プラットフォームで、「プロフェッショナルスキル」を身につけたい方への講座を提供しています。現在の受講生の数は1300万以上で、2万人以上の講師が4万以上のコースを提供しています、現在世界190か国以上でサービス対応をしております。価格も1講座2000円程度から20000円程となっています。

実践的なスキルを身につけるためのプラットフォームとして、メインのターゲットはスキルアップや転職等を考えるようになる25-40歳が多く、アメリカ国外のユーザーもかなりのスピードで増えています。特徴としては、コースが多彩・コース内で講師への質問が可能・モバイルでも視聴できるの3点があげられます。

Udemyはプラットフォームとして講師と生徒をつなぐ役割を行なっています。コースの検索画面内ではユーザーの口コミ・レビューやユーザー数などの弊社独自のアルゴリズムを使ったソート順に上から並べられるためにバイアスのかからないおすすめコースを使用できるという点が好まれています。

日本ではまだオンライン教育は主流となっておらずまだまだですが、IT教育が非常に進んでいる地域のでこれからの可能性が非常に高くさらにユーザー数を増やしていくでしょう。

Udemyのターゲティング

ターゲティングはシンプルで「仕事のスキルアップを図りたい」人が多いです。なぜならUdemyは授業の軸を「プロフェッショナルスキルデブロップメント」としておりレッスンはこれに沿ったものが提供されているからです。なので実践的なレッスン(プログラミング・デザイン・マーケティング等)が非常に多くなっています。

Udemyの売りの一つがそのスピードです。例えば最新のiOSが発表になる前からベータ版を利用したコースがいくつかアップされていたこともあり、正規盤がリリースされる頃には新しいOSを前提としたアプリ開発に関する数多くのコースがアップされていました。

また、提供される内容が「プロフェッショナルスキルデベロップメント」であり、実際に就職・転職活動の際に重宝されているので、25歳から40歳の方がメインターゲットとなります。

日本国内の実例としては、全くウェブ関連に知識のない文系学生がUdemyのクラスを取って2週間でアプリ開発ができるようになり、そこで開発したものを企業に持って行って内定を頂くというようなケースがあります。

他には外資系の会社に勤めている方で、英語のプレゼンテーション・資料作りの方法を学ぶ授業をとり、そこからさらに転職してキャリアアップを図られるという方もいます。

読者のために一律¥1500円クーポンを発行しました。有効期限は12月31日です。
下記のリンクでご覧ください。

https://www.udemy.com/courses/?pmtag=jpbtrax1500

Udemyの講師

他のプラットフォームと違ってUdemyはオープンなマーケットプレースなので、弊社の品質基準を通過すれば誰でもコースを作ってアップロードすることができます。そのためにいろんな分野の方たちがコースを作ってくださっています。基本は動画ベースのコースなので、そこのハードルが高いと思われがちですが、教え方もビデオだけでなく、スライドを使ったレクチャー形式を取られる講師の方もいらっしゃったりするので、ぜひ検討してみてください。

Udemyの講師になることに興味がある方は下記へ。
http://teach.udemy.com/ja

(執筆・インタビュー Brandon K. Hill / CEO, btrax, Inc.)

btrax (ビートラックス)とは

btraxは米国サンフランシスコに本社、東京にもオフィスを構えるクリエイティブ・エイジェンシー。これまで多くのアメリカ・国際企業に対してブランドコンサルティングサービス及び日本企業の国際展開とイノベーション創出サポートを提供。こちらからお問い合わせ下さい。

またbtraxはデザインをメインにしたコーワーキングスペース、D.Hausを開設致しました。D.Hausは デザイン的視点から日本企業と地元のスタートアップがコラボレーションを行うことを目的に、2015年10月1日よりサンフランシスコに開設されているオフィススペースです。単なる作業スペースだけではなく、最新情報の提供やメンターシップ、イベントを通じ、ヒトと技術をデザインで繋ぐ事により、イノベーション創出の為のプラットフォームを実現します。こちらには崇城大学も入居しています。
D.Hausのご利用により敷金、礼金、保証金無しでサンフランシスコにオフィスを持つ事が可能です。詳細、資料請求等は公式サイトまで