工グループ

TAKUMI GROUP

ミッション

衰退し行く伝統工芸に新たなポジションを

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工(たくみ)の取り組みとその思い

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日本には世界に誇れる伝統工芸品があります。しかし、現在時代の流れとともに、機能性やデザインなどの様々な面からだんだんと使われなくなってきました。高い技術で作られるモノであるのに、その価値は時代のニーズに適応していないということだけで使われなくなっただけでなく、若い世代の人たちに知られることなどほとんどなくなってしまいました。

そこで私たちが広げたいことは「伝統工芸の新しい形」です。

学生が持てる新しい視点と伝統工芸の技術や伝統を大事にしながらも、次世代へ残していけるような新たな形にしていきます。

試作内容

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はじめに熊本県の伝統工芸の一つである、「宮地和紙」を活用したLEDランタンを作成していきます。ランタンに使用する宮地和紙は熊本県八代市でしか作られていない和紙で国の重要文化財として認定されており、非常に質が良く、和紙本来のしなやかさの中にどこか力強い風合いを持ち合わせた上質な和紙です。また、熊本地震を経験して、ライフラインが普及するまで不安とストレスばかりの夜を過ごした経験から、優しい光があると不安な夜を過ごすことはなかったのではないかという思いもあり、LEDランタンの作成を決めました。宮地和紙はLEDの光を優しい温かな光に変え、また光は和紙のぬくもりや繊維の美しさを浮き立たせてくれます。この二つの組み合わせは宮地和紙の素晴らしさを最大限に引き出すことができます。

現状

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現在、工(たくみ)は、プロトタイプの制作を行っています。その後、職人さんへのアプローチを行っていきます。

今後の展開

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今後の展開として、制作したランタンを利用したイベントの開催や、実際にランタンの販売を行っていこうと考えております。そしてランタンにとどまらず、まずは熊本からそして九州、全国へと伝統工芸の良さを発掘していきます。発掘した伝統工芸と私たち独自の新しい視点で伝統工芸の新しい形を作っていきます。

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私たちが目指すことは伝統工芸を感じて触れて、価値あるものだからこそ、そのモノを大切にしていく心を育み、親から子へ子から親へ伝統工芸が受け継がれるサイクルを生み出していくことです。

メンバー紹介

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工(たくみ)は応用微生物工学科2年池園、美術学科2年夏迫、デザイン学科2年大西、建築学科1年藤岡の4名で活動しています。

代表:池園友梨

今までにアメリカ、ベトナム、フランスの3カ国に行き、そこで改めて感じた日本の良さをもっと多くの人に伝えたいと考えている。日本の古き良き時代のものを後世に残したいという思いからプロジェクトを企画。

デザインサポーター:夏迫卓

美術学科では洋画コースに所属しており、他とは違う観点でプロジェクトに参加。デザインやイベント内容を視覚的にサポートする。

副代表、デザインリーダー:大西崇仁

山鹿灯篭を活かしたモビール、来民うちわWS(東京にて)、宮地手漉き和紙を活用した物販(妙見祭)などの経験を活かしたいと考え、プロジェクトに参加。Tokyo Design Week 2016にて学生賞のセミグランプリを受賞。

プロジェクトサポーター:藤岡夏葵

デザインの観点や伝統工芸に興味がありプロジェクトに参加。プロジェクトやプロトタイプの構成・構造面をサポートする。